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外科領域専門医研修


募集要項

2024年度専攻医募集スケジュール  
2024年度の募集は終了いたしました。次回更新は2024年10月頃です

専攻医登録 及び 応募フロー
日本専門医機構 エントリーページ(別タブで開きます)
参考サイト
浜松医科大学医学部 附属病院 専門医養成プログラム
日本外科学会

浜松医科大学外科学第二講座への個別の相談や見学申込みは下記エントリーフォームより、いつでもお気軽にご連絡ください

プログラムの内容

本プログラムは、未だサブスペシャルティを決めかねている先生はもちろんのこと、既に志望するサブスペシャルティが決まっている先生や、研究にも従事し学位取得を目指す先生にとっても、最も効率的な研修が受けられるよう、様々なコースが構築されています。すなわち、各プログラム責任者との相談によって、外科専門医取得に必要な最低条件を満たしつつ、あらゆる領域の外科研修を好きな期間選択する、あるいは最適な時期に研究に従事することが可能です。 プログラムには、静岡県内の主だった施設の9割以上が参加しており、地域の中核施設から大学病院まで、勤務先の選択肢も広くなっています。また、専門分野に特化した県外施設との連携も組まれており、これら施設での研修も可能です。どの施設でどのくらいの期間研修するかは、本人の希望に応じますので、研修の進捗状況を見ながら各プログラム責任者と相談して決めてください。 浜松医科大学外科専門研修プログラムは、静岡県に根差しながら世界へ羽ばたく、高い志を抱く外科志望者を募集しています。

到達目標

専門知識
外科診療に必要な基礎的知識・病態を習熟し、臨床応用できる。
専門技能
外科診療に必要な検査・処置・麻酔手技に習熟し、それらの臨床応用ができる。 一定レベルの手術を適切に実施できる能力を習得し、その臨床応用ができる。
学問的姿勢
外科学の進歩に合わせた生涯学習の基本を習得し実行できる。
倫理性、社会性など
外科診療を行う上で、医師としての倫理や医療安全に基づいたプロフェッショナルとして適切な態度と習慣を身に付ける。

プログラムの特徴

浜松医科大学附属病院と連携施設(31施設)により専門研修施設群を構成します。3年間の専門研修期間中、基幹施設または連携施設で最低6カ月以上の研修を行います。本専門研修施設群では十分な指導ができるスタッフ(専門研修指導医数 122名)が専攻医を指導します。  浜松医科大学外科研修プログラムには、外科専門医取得コースとサブスペシャルティ志望者コース、大学院コースがあります。 サブスペシャルティ志望者コースは、サブスペシャルティ領域(消化器外科,心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科,乳腺,内分泌外科)を将来専攻する意志決定が明らかな専攻医に対して、外科専門研修と連動した研修を行い、外科専門医習得に必要な症例数等の基本領域の研修が充足した場合、サブスペシャルティ領域の専門研修の施設認定を受けている基幹・連携施設で、サブスペシャルティの研修を重点的に行うことができます。 大学院コースでは大学院に進学し、臨床研究または学術研究・基礎研究を開始します。入学時期も自由に選ぶことが出来ます。また社会人大学院生の制度を利用して1年次、2年次から連携施設で研修しながら大学院の講義を受講することもできます。
専門研修基幹施設
名称 都道府県 1:消化器外科/2:心臓血管外科/3:呼吸器外科
4:小児外科/5:乳腺内分泌外科/6:その他(救急含む)
1. 統括責任者名
浜松医科大学病院 静岡県 1.2.3.4.5.6 1. 椎谷紀彦
専門研修連携施設
No 施設名 都道府県 診療科 担当者名
1 磐田市立総合病院 静岡県 1.3.4.5.6. 坂口孝宣
2 刈谷豊田総合病院 愛知県 1.2.3.4.5. 加藤美佳
3 菊川市立総合病院 静岡県 1.2.4.5.6. 内山 隆
4 公立森町病院 静岡県 1.6. 松澤明希
5 国立がん研究センター東病院 千葉県 1.3. 小西 大
6 JA静岡厚生連遠州病院 静岡県 1.2.3.5. 浅羽雄太郎
7 JA静岡厚生連静岡厚生病院 静岡県 1.5.6. 荻田祐司
8 静岡県立こども病院 静岡県 2.4. 漆原直人
9 静岡県立静岡がんセンター 静岡県 1.3.5. 寺島雅典
10 静岡県立総合病院 静岡県 1.2.3.5. 大場範行
11 静岡市立清水病院 静岡県 1.5.6. 丸尾啓敏
12 静岡赤十字病院 静岡県 1.2.3.4.5.6. 熱田幸司
13 市立御前崎総合病院 静岡県 1.5.6. 大石康介
14 市立島田市民病院 静岡県 1.3.4.5.6. 上村和康
15 新城市民病院 愛知県 1 金子 猛
No 施設名 都道府県 診療科 担当者名
16 すずかけセントラル病院 静岡県 1 鈴木友己
17 聖隷沼津病院 静岡県 1.2.3.5. 丸尾祐司
18 聖隷浜松病院 静岡県 1.2.3.4.5.6. 鈴木一史
19 聖隷富士病院 静岡県 1 小里俊幸
20 中東遠総合医療センター 静岡県 1.2.5.6. 京兼隆典
21 豊橋医療センター 愛知県 1.5.6. 廣内雅樹
22 沼津市立病院 静岡県 2.6. 深田 睦
23 浜松医療センター 静岡県 1.2.3.5.6. 落合秀人
24 浜松北病院 静岡県 1 松田純一
25 浜松赤十字病院 静岡県 1.2. 山岸真弓
26 浜松労災病院 静岡県 1.5. 隅田 仁
27 藤枝市立総合病院 静岡県 1.2.3.4.5.6. 中村利夫
28 富士宮市立病院 静岡県 1.3.5. 太田雅和
29 松田病院 静岡県 1 川上和彦
30 焼津市立総合病院 静岡県 1.2.3.4.5.6. 高林直記
31 有隣厚生会富士病院 静岡県 1.2. 寺田 仁

研修方法

外科専門医取得コース
研修例1

専門研修1、2年目
連携施設群のうちいずれかに所属し、6領域の研修をバランスよく行います。現在臨床研修を行っている施設が本プログラム連携施設の場合には、外科専門研修を同施設で行うことも可能です。
専門研修3年目

最初の半年間は引き続き連携施設で外科専門研修を行い、後半の6か月間は基幹施設である浜松医科大学附属病院で研修を行います。基幹施設での研修は6か月以上であり、もっと長期に取ることも可能です。
研修例2
専門研修1・2年目は連携施設、専門研修3年目は基幹施設での研修です。連携施設、基幹施設のローテイションの順番を入れ替えることも可能です。 単施設のみの手技でなく、多施設の手技を学ぶことができ、外科医として幅広い手術手技を短期間で身に付けるメリットがあります。

専門研修1年目
連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。 一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 経験症例200例以上 (術者30例以上)
専門研修2年目
連携施設群のうちいずれかに所属し研修を行います。 一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌経験症例350例以上/2年 (術者120例以上/2年)
専門研修3年目
原則として浜松医科大学病院で研修を行います。 不足症例に関して各領域をローテートします。
サブスペシャルティ志望者コース
少なくとも6か月以上は基幹施設で研修する。 下記以外の研修パターンも可。
専門研修1年目
連携施設群のうちいずれかに所属し、志望するサブスペシャリティ領域以外の症例を中心に研修を行います。 一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 経験症例200例以上 (術者30例以上)
専門研修2年目
連携施設群(サブスペシャルティ専門研修施設)のうちいずれか、または浜松医科大学附属病院に所属し研修を行います。外科専門習得に必要な症例数ならびに基本領域の研修が充足した場合、志望するサブスペシャリティ領域の症例を中心に研修を行うことができます。 一般外科/麻酔/救急/病理/消化器/心・血管/呼吸器/小児/乳腺・内分泌 経験症例350例以上/2年 (術者120例以上/2年)
専門研修3年目
浜松医科大学附属病院、または連携施設群(サブスペシャルティ専門研修施設)で志望するサブスペシャリティ領域の研修を重点的に行います。
研修例1
連携施設(サブスペシャルティ専門研修施設)で専門研修を開始した場合 1年次に外科専門習得コースの必要症例数を満たした場合には、2年次から同一施設内でサブスペシャルティ専門研修を開始することが可能です。

研修例2
連携施設で専門研修を開始した場合 1年次に外科専門習得コースの必要症例数を満たした場合には、2年次からサブスペシャルティ専門研修を開始します。

研修例3
基幹施設で専門研修を開始した場合

大学院コース
大学院に進学し、臨床研究または学術研究・基礎研究を開始します。ただし、研究専任となる基礎研究は6か月以内とします。(外科専門研修プログラム整備基準5.11)
研修例1
2年次まで連携施設で外科専門医研修を行い、3年次から浜松医科大学大学院に入学します。大学院で研究専任となる期間は基本的に後半の6か月以内です。

研修例2
社会人大学院生の制度を利用して1年次、2年次から連携施設で研修しながら大学院の講義を受講することができます。3年間のうち6か月以上は基幹施設である浜松医科大学で研修を行います。


学術活動

患者の日常的診療から浮かび上がるクリニカルクエスチョンを日々の学習により解決し、今日のエビデンスでは解決し得ない問題は臨床研究に自ら参加、もしくは企画する事で解決しようとする姿勢を身につけます。学会には積極的に参加し、基礎的あるいは臨床的研究成果を発表します。さらにえられた成果は論文として発表し、公に広めるとともに批評を受ける姿勢を身につけます。
  • 日本外科学会定期学術集会に1回以上参加
  • 指定の学術集会や学術出版物に、筆頭者として症例報告や臨床研究の結果を発表

プログラム担当者

プログラム統括責任者
  • 外科学第一講座 教授 椎谷紀彦(心臓血管外科)
プログラム統括副責任者
  • 外科学第二講座 教授 竹内裕也(上部消化管外科)
  • 外科学第一講座 病院教授 船井和仁(呼吸器外科)
  • 小児外科 特任准教授 奈良啓悟(小児外科)
  • 周術期等生活機能支援学講座 特任准教授 平松良浩(上部消化管外科)
  • 外科学第二講座 病院准教授 倉地清隆(下部消化管外科)
  • 外科学第一講座 病院講師 小倉廣之(乳腺外科)
  • 外科学第一講座 病院講師 佐藤正範(一般・内視鏡外科)
  • 外科学第二講座 講師 犬塚和徳(血管外科)
  • 外科学第二講座 病院講師 森田剛文(肝胆膵外科)
プログラム担当者
  • 外科学第一講座  病院教授 船井和仁 
    kfunai@hama-med.ac.jp
  • 周術期等生活機能支援学講座 特任准教授 平松良浩 
    hiramatu@hama-med.ac.jp
卒後教育センター
TEL:053-435-2490
FAX:053-435-2866
Mail:senmon@hama-med.ac.jp