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よくある質問


 

入局について

平成16年にはじまった新医師臨床研修制度以前は、「大学卒業と同時に」ということが一般的でしたが、現在は、「大学卒業と同時」「初期臨床研修中」「専門医プログラム開始時(開始後)」など複数のタイミングがあります。
医局に入ったからといって、医師として真剣に働く以外、何かとても大きな義務が発生するような時代ではありませんが、いち医局員としてその支援にはありがみを感じることが多いです。
「人も組織も百聞は一見に如かず」 まずはいらっしゃって雰囲気を感じてみてください。

専門医取得後は本人と相談して決めています。
また、サブスペシャリティを追求するにあたり、当科の関連病院の中から優良な勤務先を示すことができます。

いいえ。博士課程に興味のない先生に研究を無理強いすることはありません。
また興味が出てきたらいつでも参加できます。臨床、研究、教育のキャリア形成は柔軟です。

 

外科専門医研修について

浜松医科大学外科専門研修プログラムの定員は18名(予定)です。まずは履歴書を添付の上、下記までメールください。
surgery2@hama-med.ac.jp
キャリアプランや研修内容など事前相談を随時受け付けています。
県外大学出身の先生や県外で初期臨床研修を受けている先生もお気軽にご相談ください。

基本的には専攻医の先生のご希望を聴取した上で、研修協力施設の定員など諸条件をふまえて外科専門研修プログラムに添って研修先/勤務先を相談して決定します。

いいえ。本プログラムに登録し、本プログラムの専攻医となっても入局は必須ではありません。

専門医研修に必要な症例はもちろん、さまざまな症例を経験できます。
浜松医科大学附属病院と連携病院(31病院)で、113名の専門研修指導医が専攻医を指導します。
本専門研修施設群の3年間のNCD登録手術件数は29、997例で、十分な研修が可能です。

 

女性外科医のキャリアについて

消化器外科医にも多様性のある働き方があります。
日本消化器外科学会男女共同参画ワーキンググループHPに先輩外科医の働き方が紹介されています。 ぜひご一読ください。
日本消化器外科学会 男女共同参画WG 消化器外科医の働き方

マタニティ白衣・マタニティパンツは院内の医師トータルサポートセンターのレンタルサービスが利用できます。
とても便利です。
ご希望の方は医師トータルサポートセンターへご連絡ください。

通年で開設している学童保育はありません。
2022年夏季より長期休暇中の学童保育が学内に開設されました。
学内協力講座や学生サークル、外部講師による英語教室など、楽しく学べるイベントや体験があり、大変好評だったようです。
詳細は、HPをご参照ください。(浜松医科大学 学童保育のご案内)

はい。院内に病児・病後児保育施設「ふわり」があります。
開設以来、多くの職員の方が利用されています。
詳しくは下記リンクをご参照ください。
病児・病後児保育施設「ふわり」

最近、若手女性外科医は増加しており、当科及び関連病院にも女性の外科医が在籍し活躍しています。
結婚や出産など女性外科医のキャリア形成について、体験にもとづいたアドバイスができます。
同時に在籍医師が多いことから、産休・育休の取得で悩むことはありません。
浜松医科大学外科学第二講座は女性医師も働きやすい外科医局を目指しています。
随時ご相談を受け付けていますので、メールまたはエントリーフォームよりお問い合わせください。
surgery2@hama-med.ac.jp

大学病院の勤務例となりますが、
産休・育休明けは、復帰後3ヶ月程度、外来中心からスタートします。お子さんの成長やご本人の体調・状況等に寄り添いつつ、病棟勤務、手術など参加して戴きます。
基本的に、妊娠中や産休・育休明けは当直免除が可能です。

 

浜松医科大学第二外科について

外科領域には、外科専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科学会技術認定医、心臓血管外科専門医など多数の資格があります。
まずは外科専門医の取得を目指しますが、同時に複数の資格を取得できるようにアドバイスと支援を行います。
当科には外科領域のほとんどの専門医・指導医が在籍していますので、困ることはありません。

上部消化管・下部消化管・肝胆膵・血管外科と幅広い領域をカバーしており、経験できる疾患も豊富です。
コンパクトな医局なので、垣根は低く、いろいろな相談がしやすいです。
静岡県外の出身者や浜松医大以外の大学を卒業した先生も多く、学閥はありません。

約200名です。うち大学病院では約20名の医師(大学院生を除く)が勤務しています。

教授を含めて約50名が他大学出身の医師です。出身大学の壁は皆無です。

大多数の医師はそのキャリアに応じて勤務先が変わります。
その時々の希望に応じたキャリアパスの選択肢が多く、例えば、最新の手術の研鑽を積みたい、国内留学や海外留学をしたい、地域医療に貢献していきたい、将来的に開業したい、基礎研究を重点的に行いたい、など、その道をアドバイスできる先輩医師が多数います。
どこで勤務していても第二外科の一員であることでバックアップが受けられることが最大のメリットでしょう。
サブスペシャルのキャリア形成や勤務先の条件交渉、、また望まずとも訴訟のリスクもあります。
また民間の大企業と同じく中長期に渡る人間育成は後にありがたみを感じると思います。
尊敬できる上司、共に歩める仲間を見つけてください。

下記のページをご覧ください。
関連施設のページ

全国的にも大学病院の給与は高いとはいえません。
これを補完する意味でも、また研鑽の一環としても、優良な外勤先を用意しています。ご心配には及びません。

希望により、がんセンターや他大学などへの国内留学、米国を中心とした外国の研究施設等への海外留学が可能で、留学先の紹介もできます。
国内留学は外科手術の習得を目的とした臨床研修、海外留学はラボにおける基礎研究を行うことが多く、いずれも短期・長期留学が可能です。

食道、胃の悪性・良性疾患を中心に診療しています。
腹腔鏡・胸腔鏡・ロボット支援下手術などの低侵襲手術にも積極的に取り組んでいます。
また消化器内科と合同で腹腔鏡・内視鏡合同手術を行ったり、耳鼻咽喉科と合同で頭頚部悪性疾患に対する切除後再建を担当したりと、他科との合同手術も行っています。

下部消化管外科では、小腸・大腸・肛門疾患全般に関するがんおよび炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、ベーチェット病)、家族性大腸腺腫症やリンチ症候群に代表される遺伝性大腸癌などの専門的な外科診療を行っております。
また腹部救急疾患や泌尿器科・婦人科とも連携した骨盤内臓外科手術なども行っています。
大腸がんの治療では、根治性はもちろん腹腔鏡・ロボット支援下手術による低侵襲手術とQOLを重視しており、特に一時的人工肛門も極力作成しない腹腔鏡下超低位前方切除術(後述)なども積極的に行っております。
さらに治療成績の向上のため放射線科・リハビリ科とも連携し、高齢者や合併症を有する患者さんへ最適な治療方針を模索します。

最肝臓・胆道・膵臓の良性疾患ならびに悪性疾患の集学的治療を行っています。日本肝胆膵外科学会の高度技能専門医修練施設として認定されており、高難度手術も多数経験できます。低侵襲手術として、腹腔鏡下肝切除や腹腔鏡下膵切除を積極的に行っています。

動脈・静脈・リンパ管を扱うグループです。(心臓と脳以外)血管は栄養や酸素を腸や肝臓 筋肉 皮膚に届け、また老廃物などを回収してくるパイプの役割を担っています。
血管が障害をうけると血液のめぐりが悪くなり腸が壊死したり、手足が腐ったり 血管が破れると大出血で命に関わります。
血管が障害をうける多くの原因は喫煙や老化、食生活(肥満や糖尿病など)が大きく関与しています。
そういった傷んでしまった血管を治療したり、新たな血液の通り道をつくる(バイパス術)ことが 我々血管外科の役割なのです。

ロボット支援下手術を行うには一定の施設基準が設けられており、現在限られた医療機関で行われています。
当科では、2015年から胃癌に対するロボット支援手術を導入し、2018年から食道癌に対するロボット支援手術を導入しました。
また、2020年から膵体尾部腫瘍に対するロボット支援膵体尾部切除、直腸疾患に対するロボット支援手術を導入し、2023年から肝腫瘍に対するロボット支援肝切除、結腸悪性腫瘍に対するロボット支援手術を導入しました。
当科においてはロボット支援手術の研修も行うことができます。

 

番外編

消化器外科医にも多様性のある働き方があります。
日本消化器外科学会男女共同参画ワーキンググループHPに先輩外科医の働き方が紹介されています。 ぜひご一読ください。
日本消化器外科学会 男女共同参画WG 消化器外科医の働き方

政令指定都市、浜松市は人口80万人の静岡県最大の都市です。
スズキ自動車、ホンダ、ヤマハなど自動車・バイクメーカーの本社や工場のほかYAMAHA、河合楽器製作所、ローランドといった楽器メーカーの本社があることでも有名です。
新幹線浜松駅、東名高速、新東名高速など交通網も充実していて、名古屋まで40分、東京まで80分程度で行くことができます。
気候は年間を通して温暖です。また市民性は穏やかで新しいことにチャレンジする気風にあふれています。
さらに、食べ物が美味しい!(うなぎ、餃子はいわずもがな)! きっと気に入ってもらえると思います(^^)/

相談にのります。
プログラム登録時に相談戴くことで、直前に決めるよりも選択肢も多く、引越し業者さんが混み合う前に予約できスムーズです。
年の近い先生方とお茶でもしながらお話しください。

(遠方で初期研修を受けています。自由な時間が少ないため、各地で開催される学会などでお会いすることはできますか?)
可能です。貴重な機会ですからタイミングが合えばお会いしたいと思います。
外科系の学会が開催される日程を調べて戴き、お近くで開催される学会があれば、ご相談ください。
こちらなど参考になります(外部リンク-学会カレンダー)
※参加する医師の人数や業務によりご希望に添えないこともあります。ご了承ください。

通年で開設している学童保育はありません。
2022年夏季より長期休暇中の学童保育が学内に開設されました。
学内協力講座や学生サークル、外部講師による英語教室など、楽しく学べるイベントや体験があり、大変好評だったようです。
詳細は、HPをご参照ください。(浜松医科大学 学童保育のご案内)

はい。院内に病児・病後児保育施設「ふわり」があります。
開設以来、多くの職員の方が利用されています。
詳しくは下記リンクをご参照ください。
病児・病後児保育施設「ふわり」